ガスプロムがアルメニアを扶養する

 正直言って認識していなかったが、2016年9月13日にアルメニアの首相に就任したカレン・カラペチャン氏は(上掲写真)、ロシア・ガスプロム社系の人物のようだ。2001年にアルムロスガスプロム社の社長に就任したのを皮切りに、2011年にガスプロムバンクの第一副社長、2012年にガスプロム・メジュレギオンガスの副社長、2015年にガスプロム・エネルゴホールディング副社長と、ガスプロム・グループで要職を歴任してきた。

 そして、最新のこちらの記事によると、アルメニアが2017~18年に議会選挙および大統領選挙を控えている中で、最近アルメニアではガス代金の高価格も一因となって反政府運動が活発化していることから、ガスプロム・アルメニア社では2017年1月1日から国民向けのガス価格を引き下げることになったということである。値下げにより国民は134億ドラム(約280万ドル)の便益を得る。

 つまり、その分、ガスプロム子会社が取りはぐれるということであり、ロシアの国益を体現するガスプロムがロシアにとってのコーカサスの要衝たるアルメニアを扶養するという構図が浮き彫りとなる。


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
http://hattorimichitaka.blog.jp/archives/48946669.html