ブレジネフ暗殺未遂犯に聞く

 1969年1月22日、ソ連で未曾有の事件が発生。クレムリンの壁のわきで、武装した男がソ連の最高指導者レオニード・ブレジネフの車列を銃撃した。1人が死亡、4人が負傷した。だが犯人は死刑を宣告されなかった。現在も存命で、自由の身である。ロシアNOWの記者はブレジネフ暗殺未遂犯と会って話を聞いた。

 愛想の良い老人を、元テロリストだとは思わない。

「1969年に戻れるのならば、誰も殺しはしない。これを今言えることを、ありがたく思う。というのも、車列を銃撃した時、自分の人生は終わったと思ったから。あれは自殺行為だった。だが幸いにして、2度の人生を与えられた」とヴィクトル・イリイン氏は話す。

 今年70歳になる。事件を起こした時は21歳だった。

ヴィクトル・イリイン氏=レフ・ロマノフヴィクトル・イリイン氏=レフ・ロマノフ

https://jp.rbth.com/society/2017/01/25/687876