チュルキン国連大使がNYで死亡

 ヴィタリー・チュルキン・ロシア国連常駐代表が、アメリカ・ニューヨークで死亡した。64歳だった。報道によれば、死因は心臓発作。

 チュルキン常駐代表は65歳の誕生日の前日、ニューヨークの職場で死亡した。ロシア連邦外務省のウェブサイトには、「ロシアの優れた外交官が職務中に亡くなった」と記されている。

 外務省は死因までは書いていない。アメリカの「AP」通信は、チュルキン常駐代表の代理ウラジーミル・サフロンコフ氏の話として、チュルキン国連大使が執務室から搬送された「ニューヨーク長老派教会病院」で急死したと伝えている。アメリカの「ニューヨーク・ポスト」紙は、消息筋の話として「心臓」の問題について書いている

 「明日65歳になるはずだった。偉大な外交官。非凡な個性。鮮烈な人物。身内を失った」と、外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は、交流サイト(SNS)「フェイスブック」の自身のページに投稿した。ピョートル・イリイチョフ第1副常駐代表は、チュルキン常駐代表が「ロシアの国益を守ることに人生をささげ、最前線に、最も緊張の強いられるポストにいた」と述べた。

 チュルキン氏が国連常駐代表に就任したのは2006年4月。モスクワ国立国際関係大学を1972年に卒業してすぐに外交の道に進み、通訳・翻訳課に属しながら、ジュネーブで「第二次戦略兵器制限交渉」にも参加していた。1992年に外務次官に任命された。1994年から1998年まで在ベルギー・ロシア大使、1998年から2003年まで在カナダ・ロシア大使を歴任している。

https://jp.rbth.com/society/2017/02/21/706488