「彼の死が野党を結集するはずだった?」

 モスクワで、最近一年間では最大の野党抗議行動「ネムツォフ行進」が行われた。しかし、その参加者およびオブザーバーの推測によれば、抗議の潜在的なエネルギーは、今では別の次元に消えてしまっているという。

 組織されていないリベラルな野党勢力は、今年最初の大規模な抗議行動「ネムツォフ行進」を実施した。これは2年前に暗殺されたボリス・ネムツォフ第一副首相を追悼するもの。行進はモスクワ都心で行われたが、集まったのは数千人に過ぎなかった(モスクワ市警発表は5千人、独立系の推計で1万5千人)。これは過去2年間よりも低い数字だ(2016年は2万4000人、2015年は5~7万人に達していた)。

 しかもこれは、定期的に行われる野党の行動としてはほとんど唯一のもので、ネムツォフ暗殺以来の過去2年間で最低の数字を記録した。どうやら、当時の政治的な活発さは、近い将来においては誰も期待していないようだ――野党の指導者自身を含めて。2011年と2012年にポロトナヤ広場とサハロフ通りで「変化」を要求した「怒れる市民たち」は街頭から去り、今のところ戻るつもりはない。今日ここで行われた追悼記念行進は唯一の例外であるようだ。

 

https://jp.rbth.com/society/2017/02/27/709698