ラブロフ外相のワシントン訪問

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、5月10日、アメリカのレックス・ティラーソン国務長官およびドナルド・トランプ大統領と会談した。会談では、シリアなどにおける協力に関連した問題が協議された。記者会見で、ラブロフ氏は、露米首脳が7月初めに会談することを確認した。

 セルゲイ・ラブロフ氏のワシントン訪問は、4月11日のレックス・ティラーソン氏のモスクワ訪問をそのまま鏡に映すようなものとなった。その際、同国務長官は、ラブロフ氏に続いてウラジーミル・プーチン氏と会談したが、今回、ラブロフ氏は、米国の外務担当大臣に続いてドナルド・トランプ氏と会談した。

 ロシア国際問題評議会のアンドレイ・コルトゥノフ会長は、ロシアの有力電子新聞「ガゼータ・ルー」の取材に対し、トランプ氏とラブロフ氏の直接の会談が単なる表敬の印ではない点を強調し、「国務長官のポストは重要であるものの、米国の外交を牛耳っているのは大統領である。トランプ氏には、ラヴロフ氏を通じて直接に伝えたいプーチン氏への何らかのメッセージがあるのではなかろうか」と述べた。

 

https://jp.rbth.com/politics/2017/05/11/760396